桑原史成 「不知火海 - The Minamata disease Disaster」
大阪ニコンサロン
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作者が不知火海の沿岸、ことに水俣を中心に撮影を開始したのは1960年からである。この不知火海(八代湾)の沿岸は、ざっと200㎞だが、その一帯で住民に過酷なまでの事件が起き、現在も続いている。正確な数字ではないが約3000人の認定患者(新潟県も含む)、また、救済を求める人たちが約6万5000人、さらに係争中の訴訟も起こされている。水俣事件は公式な発見から58年になる。作者は写真を表現手段として断続的だが記録を継続してきた。展示する写真は水俣事件の断片的な記録である。
なお本展は、昨年(2013年)暮れに銀座ニコンサロンと大阪ニコンサロンにおいて「不知火海 The Minamata disease Disaster」と題して開催された写真展内容を一部手直しして展示する。
メディア
スケジュール
2014年06月05日 10:30 ~ 2014年06月18日 15:00
最終日は15:00まで