「名画のあった場所 - 酒井抱一、小出楢重からデルヴォー、マグリットまで - 」

姫路市立美術館

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私たちは絵画などの美術作品を、四角い額縁に入った状態で、美術館の展示室で鑑賞し、この状態を当然のことのように受け入れています。しかしこうしたものの中には、元は建物の中に取り込まれていたり、ある一定の環境下にあることを前提としていたり、もしくは生活の中に密着した日用品だったものもあります。では、元の場所から現在では切り離されているこうした作品を、その元の場所に、元の状態にできるだけ返してみたらどうでしょうか。名画があった場所に立ち返ってみたならば、何が見えるでしょうか。例えば、美術作品とそれが置かれる場所の関係とは何なのか、そして美術館という場所とは何なのかという疑問など、これまで気づかなかった事が見えるかもしれません。当館のコレクションを中心とした約60点により、室内の装飾に用いられた掛軸や屏風、壁画、身近なところで以前は用途を有していた工芸品などを、元の状態をできるだけ再現、もしくはそれが分かるように解説・展示します。特にこの度は、かつてベルギーのペリエ邸内の壁画の一部であったポール・デルヴォーの作品を、当館とヤマザキマザック美術館の所蔵品で展示します。一度は離れ離れになった姉妹の作品が、海を超えて再会するという貴重な機会となります。主な出品作家: 酒井抱一、三木翠山、小出楢重、笠置季男、横尾忠則、フェリシアン・ロップス、コンスタン・モンタルド、フェルナン・クノップフ、レオン・スピリアールト、コンスタンティン・ブランクーシ、ポール・デルヴォー、ルネ・マグリットなど

[関連イベント]
解説会「名画のあった場所 - そこに帰ることで見えてくるもの - 」
日時: 4月26日(土)14:00〜
会場: 姫路市立美術館2F講堂
講師: 姫路市立美術館学芸員
定員: 先着100名
参加費: 無料

子どもギャラリーツアー「わたしのいる場所」
日時: 5月10日(土)9:10〜(小学校1〜3年生対象)、5月17日(土)9:10〜(小学校4〜6年生対象)
会場: 姫路市立美術館企画展示室
定員: 各日先着20名
参加費: 無料

ギャラリートーク
日時: 5月17日(土)14:00〜
会場: 姫路市立美術館企画展示室
講師: 姫路市立美術館学芸員
定員: 先着20名(13:30〜展示室前にて整理券配布)
参加費: 無料
※詳細は公式ホームページをご確認下さい。

[画像: レオン・フレデリック「春の寓意」(1924-1925) 姫路市立美術館]

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スケジュール

2014年04月12日 10:00 ~ 2014年06月01日 17:00

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