越野潤「eight white rectangles」
ギャラリーあしやシューレ
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越野潤は、カゼインテンペラを塗布した画面を使って空間を構成し、時間と空間とその認識の関わりを表現しています。色面変化によって現れる絵画風景は、二次元の画面でありながら、遠近感を伴う立体的な風景をもたらしています。ギャラリーあしやシューレにおける 2012 年の個展では、2色の色面積比を不均等にした初のシリーズを発表。さまざまな色 に塗布された作品を横一列に配列し、壁面の余白と呼応する緊張感ある空間を表現しました。
本展では、ギャラリー空間に 8 つの白い矩形作品が表れます。越野潤自身によれば、マレーヴィチのシュプレマティズム『無対象の世界』から垣間見える、思考と作品の一致を再考する試みだといいます。今回は、初の版画作品もあわせてご紹介します。
メディア
スケジュール
2014年01月25日 12:00 ~ 2014年02月16日 19:00
オープニングパーティー 2014年01月25日17:00 から