「ミュシャ・スタイル」展
堺市文化館
アルフォンス・ミュシャ《月桂樹》1901年、紙にリトグラフ、堺市蔵
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芸術家はそれぞれ独自の創造性をもってその個性を発揮しますが、ミュシャの場合とくに、ポスターや装飾パネルなどのグラフィック作品に通底する「型」から画風を定義されていると言えるでしょう。それは「ミュシャ・スタイル」と呼ばれ、彼の活躍した19世紀末のパリではひとつの流行として、追随者や模倣作品を生み出すことともなりました。 「ミュシャ・スタイル」の要素には、裾の長い布をまとった神秘的な女性や、繁茂する植物のモチーフ、淡く繊細な色彩、画面全体を支配する曲線、緻密に描きこまれた装飾文様などが挙げられます。
本展覧会では、アルフォンス・ミュシャの作品にあらわされた「ミュシャ・スタイル」に注目し、いくつかのキーワードからその特質を探ります。ミュシャという画家が確立した様式には、何がどのように描かれているのか。人々を惹きつける魅力は、ここにあるのかもしれません。
メディア
スケジュール
2014年07月12日 9:30 ~ 2014年11月09日 17:15
8月5日(火)、9月9日(火)・10日(水)、10月7日(火)は休館