角田奈々 「苦いマンゴー - ベトナムの地に触れて - 」
大阪ニコンサロン
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両親の離婚をきっかけに、母親と住んでいた作者は、母親やいろいろなものから距離をおきたくて、2010年2週間ベトナムに旅をした。ベトナムに興味を持ったのは、福岡に住んでいたことから、自分の中で、距離として近い国は韓国、中国、次にベトナムだったからだ。また、日本とは社会制度がちがう社会主義共和国というのはどういうところで、面積も日本とあまり変わらない、さまざまな歴史を持つベトナムという国はどんなところだろうと疑問をもったのがベトナム行きのきっかけだった。当時は学生だったが、社会人になっても、その時行って感じたベトナムの独特の雰囲気を忘れられず、仕事を辞め、2012年にもう一度ベトナムに向かい2ヶ月間滞在し、2013年には1ヶ月間撮影を行った。当初の抱いた疑問はなかなか表面的にはわかりづらかったが、日々そこに暮らしている人や風景を撮ることで、作者は一瞬だけその地に触れることができるのではないかという思いで撮影をした作品である。カラー約40点。
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スケジュール
2014年04月17日 ~ 2014年04月23日