山本志帆 + 井上花「ふようのじゅんすい ききょうのふじゅん - 循環と煌 - 」  

Yoshimi Arts

poster for 山本志帆 + 井上花「ふようのじゅんすい ききょうのふじゅん - 循環と煌 - 」  

このイベントは終了しました。

山本志帆と井上花は同い年で、同じ大学で日本画を学び、お互いの作品に影響を受けながら大学院を修了し、現在は共に作家として活動を続けています。大学時代の二人は類似する要素が多かったようですが、個展やグループ展で作品を発表するにつれ、其々が別の作家性を発揮するようになりました。山本志帆は個展「産土」(2012)で、人間が生きている時間とその空間を静寂で広がりのある情景に描き、井上花は個展「ものがたり」(2011)で、身近な物から受けた感覚を基に紡ぎ出された物語を、豊かな色彩で描きました。今展では二人が、6つの文字・音からお互いが連想する言葉を一つずつ作品にしていきます。その文字・音は「ふ」「よう」「じゅん」「すい」「き」「きょう」と設定され、これらは二人が連想しやすい文字・音から選び出されたもので、特別な意味はありませんが、集めると「ふようのじゅんすい ききょうのふじゅん(芙蓉の純粋 桔梗の不純)」というフレーズになり、今展のタイトルが生まれました。また、文字・音から言葉を連想する際に、山本志帆は循環、井上花は煌というテーマを各々が設けております。二人の出発点は同じですが、各々の想像と創造により、全く異なる作品を生み出すことでしょう。

[画像:山本志帆 「雨声」、 910x910mm(S30)、紙本彩色、2013]

メディア

スケジュール

2014年04月07日 11:00 ~ 2014年04月27日 19:00

アーティスト

山本志帆井上花

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Kansai Art Beat (2004 - 2024) - About - Contact - Privacy - Terms of Use