「IMARI / 伊万里 - ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器 - 」展

大阪市立東洋陶磁美術館

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17世紀初頭、肥前国(ひぜんのくに)と呼ばれた現在の佐賀県有田一帯において、日本で最初の磁器がつくられました。伊万里は、17世紀中頃から長崎の出島を経由し、オランダ東インド会社によってヨーロッパをはじめ、東南アジア、インド、アフリカなどに輸出され、各地で人気を博しました。とくにヨーロッパにおいては、高級実用品としてのみならず、宮殿や邸宅を彩る室内装飾として、当時の王侯貴族のステータスシンボルとなりました。輸出用伊万里には、特別の注文によってヨーロッパ風にアレンジされた作品も多く見られ、往時のヨーロッパの華やかな生活文化の一端をしのぶことができます。
本展では、日本初公開となる当館所蔵の輸出用伊万里を中心に、サントリー美術館、佐賀県立九州陶磁文化館の所蔵品を加えた約190作品により、ヨーロッパの宮殿を飾った「IMARI/伊万里」の魅力をご紹介します。

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スケジュール

2014年08月16日 9:30 ~ 2014年11月30日 17:00

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