「紅板染 - 庶民の生活を彩った染織 - 」展

京都文化博物館

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雪輪竹文様下着 明治時代(国立歴史民族博物館撮影)

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紅板染(べにいたじめ)は、江戸時代後期から明治時代にかけて盛んに行われた染色技法の一つです。型板(かたいた)に生地を挟んで締枠で固定し、型板に彫った溝に紅の染液を流しこむことで、文様を染めるというものです。花々や蝶などさまざまな文様が白く染め出された襦袢や下着等は、女性たちの衣生活に彩りを添えました。紅板染は染織技術やデザインの発展によって昭和初期に生産が終了し、生産に従事していた人々もほとんど存命しないようです。しかし、役目を終えた版木や枠などが京都府に収蔵されており、これらの資料は京都の染織史を語る上で非常に貴重なものです。この展示では、京都府所蔵の染織品コレクションから、紅板染の襦袢や道具など約60件を紹介します。※本展の会場は京都文化博物館 2階総合展示室「京の至宝と文化」です。

[関連イベント]
1)ぶんぱく京都講座「紅板締にみる女性のおしゃれ意識」
日時: 6月13日(土)10:30-12:00
会場: 京都文化博物館3階フィルムシアター
講師: 林智子(京都文化博物館学芸員)
定員: 170名(先着順)
参加費: 500円(ただし、総合展示入場券、または半券が必要)

2)ぶんぱく京都講座「よくわかる『細川護立と日本近代絵画』入門」
日時: 7月25日(土)
会場: 京都文化博物館3階フィルムシアター
講師: 植田彩芳子(京都文化博物館学芸員)
定員: 170名(先着順)
参加費: 500円(ただし、総合展示入場券、または半券が必要)
※詳細は公式ホームページをご確認下さい。

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スケジュール

2015年04月24日 10:00 ~ 2015年07月12日 19:30
会期中10:00-19:30開館、4月27日(月)と5月7日(木)は開館

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