KAB イベント - 「北大路魯山人の美　和食の天才」展

「北大路魯山人の美　和食の天才」展

京都国立近代美術館

このイベントは終了しました。

和食のユネスコ無形文化遺産登録を記念して、書や篆刻、料理、そして陶芸など多彩なジャンルで活躍し、美食の道をきわめた存在として広く親しまれている異才の芸術家、北大路魯山人（1883－1959）の展覧会です。1883（明治16）年に京都に生まれ、書家、篆刻家として頭角を現した北大路魯山人（本名・房次郎）は、自らが厨房に立ち、古陶磁器に料理を盛り付け客にふるまう「美食倶楽部」を設立します。その後共同で設立した会員制高級料亭「星岡茶寮」では、顧問兼料理長として、独自のもてなしの世界を築くとともに、自らが理想とする器（うつわ）を求めて本格的な作陶活動を開始します。今回の展覧会では、「器は料理の着物」として、和食の魅力を豊かに読み解き、その革新に挑んだ魯山人の仕事を通じて、日本の美意識、もてなしの精神、自然観を結晶させた器と料理の関係を紹介します。魯山人の陶芸・絵画・漆芸・書作品などを中心に、料理や献立に関する著述資料、そして京都の料亭の協力により現代の写真家が新しい視点でとらえた写真・映像を織り交ぜた構成により展示します。

[関連イベント]
「トークセッション『京料理と魯山人』」
日時:6月20日（土）
会場:京都国立近代美術館 1階ロビー
講師: 村田吉弘氏（菊乃井・3代目主人）
　　　徳岡邦夫氏（京都吉兆主人）
　　　高橋義弘氏（瓢亭・15代目若主人）
定員: 先着200席
参加費:無料（要観覧券）
※当日午前11時から1階インフォメーションにて整理券を配布します。

「記念対談『回想の魯山人』」
日時: 7月18日（土）14:00‐
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
講師: 山田和氏（作家）
定員: 先着100席
参加費:無料（要観覧券）
※当日午前11時から1階インフォメーションにて整理券を配布します。

「若手料理人ギャラリートーク」
日時:6月28日（日）、8月2日（日）各日11:00‐12:00
会場:京都国立近代美術館 3階展示室（本展会場）
講師:飯田真一氏（飯田・店主）
参加費:無料（要観覧券）
※当日午前9時30分より1階インフォメーションにて整理券を配布します。
※詳細は公式ホームページをご確認ください。

メディア

• 陶芸

ADVERTISE ON KAB