「戦後のボーダレス - 前衛陶芸の貌 - 」 展

芦屋市立美術博物館

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戦後「オブジェ陶」といわれるやきものが生まれました。終戦からわずか2年後の1947年、京都で誕生した前衛陶芸家のグループ「四耕会」をはじめ、翌年結成された「走泥社」など、彼らの発表した作品は、それまでやきものに対して使われることの多かった「用の美」という言葉からは一線を画した、土という素材を使った新たな造形表現ということができるでしょう。戦後という新しい時代をむかえ、芸術表現においてもいわば「ボーダレス」の概念が急速に広まります。陶芸界のみならず絵画、彫刻、写真、書道、いけばな等、他ジャンルとの交流が活発化し、外からの新しい情報、新しい刺激が日常的にもたらされることになったのです。本展は「戦後のボーダレス」をキーワードとして、陶芸界にとどまらない多様な交流に着目し、前衛陶芸の深化の過程に迫ろうというものです。その分析は、前衛陶芸が国内外の芸術家たち、ひいては芸術界全体に与えたインパクトを知ることにも繋がるでしょう。前衛陶芸の立場から、戦後の表現を探ります。

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スケジュール

2015年11月28日 10:00 ~ 2016年02月07日 17:00

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