「保田龍門・保田春彦」展
和歌山県立近代美術館
左: 保田春彦 《伝説》 1957 木、右: 保田龍門 《クリスティーヌの首》 1922 ブロンズ
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保田龍門は東京美術学校西洋画科を卒業し、在学中から彫刻の研究も行いました。パリで学んだ師、ブールデルの影響を物語る女性像から日本神話をテーマとした絵画や彫刻へと、モニュメンタルな表現の探求を続けました。保田春彦は東京美術学校彫刻科を卒業後、1958 年から 10 年間ヨーロッパに滞在し、彫刻を学びました。滞欧中に巡った中世の教会や街を思わせる鉄や銅、ステンレスによる作品は、純化されたシャープな形体に独自の世界観が込められています。日本の現代彫刻を牽引してきた彫刻家、保田春彦とその父である画家・彫刻家の保田龍門。ともに現在の和歌山県紀の川市で生まれ、それぞれに芸術の道を歩むことになったふたりの作品を紹介する展示です。
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学芸員による展示解説
日時: 6月6日(土)、6月14日(日)14:00-15:00
会場: 和歌山県立近代美術館2階展示室
講師: 和歌山県立近代美術館学芸員
※詳細は公式ホームページをご確認下さい。