狗巻賢二 展
ギャラリーヤマキファインアート
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狗巻賢二による絵画の展示です。狗巻賢二は1943 年、大阪府生まれ。現在京都を拠点に活動。70 年前後に発表された、ガラスを斜めに立てかけたように見える糸による作品や、針金を単純に結んでキューブの連続体を作った作品など、もの派と同時代の重要な動向として高い評価を得ています。1970 年には「第10 回日本国際美術展：人間と物質」に出品、73 年には第8 回パリ青年ビエンナーレに出品するなど、国内外の重要な展覧会にも多数出品しています。70 年代半ばからは、 方眼紙の方形を色鉛筆で塗り分ける作品や、墨壷でグリッドを描いた作品、カンヴァスに白色の油彩絵の具を厚く塗り重ねる《ある種プリミティヴな観念的時空》シリーズ（白い作品シリーズ）など、一貫して単純な行為の繰り返しが結果＝表現としてあらわれる作品を制作しています。ギャラリーヤマキファインアートでの2 度目の個展となる本展では、方眼紙を色鉛筆で塗り分けた最新作を中心に、十数点の展示です。
メディア
スケジュール
2015年09月12日 11:00 ～ 2015年10月10日 17:00