池水慶一「今年の夏、私は象になった。」

アートエリア B1

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池水慶一は1960年代初頭から現在にいたるまで、関西を中心に活躍してきた現代美術家です。動物園という人工的な環境で生きる動物たちを私たち人間と同じひとつの個体としてとらえ、誠実な眼差しで見つめてきた池水の、今回のテーマは「象」。これまでにもラクダやゴリラなど、動物をモチーフにした制作活動をしてきた池水。初期の代表作 《HOMO SAPIENS》(1965)では、長良川の河原で鉄格子のついた檻に自ら入るパフォーマンスを実施。身体を使ったパフォーマンスを通して、自然と人間との関わりについて身近な場所から再考を促してきました。また、池水は1967年から現在も活動している、行為による表現を模索するグループ「PLAY」の中心的メンバーとしても知られ、和歌山県串本町の沖合にて卵型の巨大なオブジェを黒潮に放流する《VOYAGE HAPPENING IN AN EGG》(1968)の計画者でもあります。この行為は、既存の美術の枠組みにとらわれない試みとして、当時大きな注目を浴びました。アートエリアB1で開催される今回の展覧会は、1993年に中津で行った《BLUE CRROSING》以来、22年ぶりの大阪での作品発表となります。

メディア

スケジュール

2015年09月15日 12:00 ~ 2015年10月08日 19:00

アーティスト

池水慶一

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