「山本爲三郎没後50年 三國荘展」

アサヒビール大山崎山荘美術館

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http://www.asahibeer-oyamazaki.com/tokubetu/31027/

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アサヒビール初代社長・山本爲三郎(1893-1966)が生前民藝運動をあつく支援した証でもある、知られざる「三國荘」を再考する展覧会です。民藝運動を先導した柳宗悦(1889-1961)らは、1928年、御大礼記念国産振興東京博覧会にパビリオン「民藝館」を出品し、その思想を初めて住空間として表現しました。館内の家具調度品は全国各地から蒐集され、河井寬次郎・濱田庄司・青田五良・黒田辰秋らの手がけた作品も展示されました。民藝館は民藝運動の支援者であった山本爲三郎が買いとり、博覧会終了後、大阪の三国の自邸に移築、「三國荘」とよばれるようになります。ここは山本家の生活の場として用いられると同時に、民藝の人々も集い、初期民藝運動の拠点として使われました。三國荘は、東京・駒場に日本民藝館のない当時、民藝運動の象徴となる唯一の場所であり、また、室内装飾に日本、西洋、朝鮮、中国の装飾様式を見事に調和させ、急激に近代化の波が押し寄せつつあった日本において、新たな生活の規範ともなりました。本展では、三國荘ゆかりの品々が一挙に公開されているほか、展示室で当時の室内の再現も試みられ、近年注目が高まる三國荘の全貌に迫るとともに、その歴史的・美的価値を改めて考える展覧会です。

[関連イベント]
レクチャー「民藝の原点・三國荘と山本爲三郎」
日時: 1月16日(土)14:00-15:00
会場: アサヒ ラボ・ガーデン(最寄: JR大阪駅・各線梅田駅)
講師: アサヒビール大山崎山荘美術館学芸員
定員: 40名(要申込、抽選)
参加費: 無料

講演会「三國荘、大山崎山荘探訪」
日時: 2月11日(木・祝)14:00-15:00
会場: アサヒビール大山崎山荘美術館展示室
ゲスト: 渡辺篤史(俳優)
定員: 50名(要申込、先着順)
参加費: 無料(要入館料)

講演会「三國荘と日本民藝館」
日時: 2月20日(土)14:00-15:00
会場: アサヒビール大山崎山荘美術館展示室
講師: 杉山享司(日本民藝館学芸部長)
定員: 50名(要申込、先着順)
参加費: 無料(要入館料)

※詳細は公式サイトをご確認ください。

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スケジュール

2015年12月22日 10:00 ~ 2016年03月13日 17:00
会期中、毎週月曜日と年末年始12月28日(月)-1月2日(土)は休館※ただし、月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館

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