「黄金時代の茶道具-17世紀の唐物」展

大阪市立東洋陶磁美術館

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日本は、古くから海外の美術品を珍重し、特に室町時代には幕府を中心に、多くの中国の美術品を「唐物」として珍重しました。それに対し村田珠光(しゅこう)は「侘び茶」を提唱し、煌びやかな曜変(ようへん)天目などより、侘びた灰被(はいかつぎ)天目が好まれるようになり、唐物の美意識も変化しました。さらに16世紀には「侘び茶」の大成に伴い、井戸茶碗などの韓国陶磁も珍重され、「唐物」の概念が広がりました。それらの背景には、16世紀から17世紀にかけての千利休、織田有楽、古田織部、小堀遠州、金森宗和などの茶人の台頭がありました。今回の展示では、これらの茶人たちのたくまざる創意・工夫によって変化していく美意識と、「唐物」の概念の変貌をたどります。

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スケジュール

2015年04月04日 9:30 ~ 2015年06月28日 17:00
5月4日は開館、5月7日は休館

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