安元亮祐 「小さな名作」 展

ワイアートギャラリー

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安元亮祐さんは、幼少の頃肺炎からの高熱が原因で耳が聞こえなくなりました。小学校の頃より絵を画くことに熱中し、東京教育大学(現・筑波大学)付属聾学校美術専攻科に進学、20歳で日展に初入選、34歳でセントラル美術館油彩大賞に佳作賞受賞、38歳で第27回昭和会展の昭和会賞受賞などの賞歴を持ちます。今回の展覧会は、猫や犬、ウサギ、昆虫など、動物たちを主人公にしてアクリルや水彩で描いた新作の小作品の数々を展示します。ユーモラスでどこか切ない動物たちのしぐさや表情は安元さんならではの世界です。また人物画はフェリーニーの「道」や、チャップリンの「ライムライト」などのモノクローム映画の一場面を思わせるようなノスタルジックな世界を感じさせます。子供の頃見に行ったサーカスのテントや道化師たち、良く通った大原美術館など、少年から青年時代に体験した事柄が、独特な色彩とマチエールで表現されており、遠い昔どこかで出会ったような懐かしい記憶をよみがえらせてくれます。

メディア

スケジュール

2015年06月02日 11:00 ~ 2015年06月14日 17:00
作家在廊日は6/6(土)・6/7(日)

アーティスト

安元亮祐

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