湯川洋康・中安恵一「豊饒史のための考察 2016」
Gallery PARC
このイベントは終了しました。
本展は様々なクリエイション活動へのサポートの一環として展覧会企画を公募するコンペティション「Gallery PARC Art Competition 2016」に応募された56のプランから、厳正な審査を経て採択された3組の作家による展覧会を実施する企画です。今回はその第一弾として、湯川洋康・中安恵一による展示を開催します。習慣・歴史・習俗をはじめとした過去から現在にわたる人間の営為と痕跡と向き合い、それらを通じて多様な関係性を彫刻化する作品を制作・空間に配置し、鑑賞者が対峙するプロセスを通して多様な次元の関係性を構築してきた湯川洋康・中安恵一。彼らは今回、近世の国学者・本居宣長の記した架空の城主・端原氏の城下絵図と家系図と出会い、そこから受けた問いや、自分たちの表現・テーマや制作過程との共通点、そして「豊饒史」を作ろうとする姿勢について考察し、彫刻化を試みています。
メディア
スケジュール
2016年07月06日 11:00 ~ 2016年07月17日 19:00