大原治雄 「-ブラジルの光、家族の風景-」

伊丹市立美術館

poster for 大原治雄 「-ブラジルの光、家族の風景-」
《治雄の娘・マリアと甥・富田カズオ》1955 年 / パラナ州ロンドリーナ ©Haruo Ohara/ Instituto Moreira Salles Collections

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ブラジル写真界ではすでに高く評価されており、重要な写真家の一人として位置づけられている大原治雄(1909−1999)。17歳(1927年)で神戸港からブラジルに移住した大原は、南部パラナ州ロンドリーナで農園を経営しながら、アマチュアカメラマンとして写真を撮りつづけました。新天地で広大な農園を切り拓き、家族や仲間たちとの農作業のかたわら、身近な風景を柔らかな光をもって撮影しつづけた写真は、過酷な労働を感じさせることはなく、日常のささやかな喜び、自然の美しさ、そして人間讃歌に満ちています。それは、現代の私たちにとってもどこか懐かしく、新鮮なみずみずしさを感じさせます。本展は、ブラジル屈指の写真アーカイブス「モレイラ・サーレス財団」の大原コレクションから約180点のモノクローム写真を展示し、日本ではまだ知られていない大原治雄の写真を、関西で初めて大規模に紹介します。

メディア

スケジュール

2016年06月18日 10:00 ~ 2016年07月18日 18:00
月曜日休館。※7月18日は開館

アーティスト

大原治雄

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