「Spellbound 魅せられた魂」展
ワイアートギャラリー
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互いに注目をしている三人の作家の緊張感にみちた新作が中心の展覧会です。伊豫田晃一の鉛筆画はデリケートな描線と巧みな構図で作品のテーマである「ベルカント」（完璧な美声、イタリアオペラのアリアが神秘的に響きわたる様子）が迫ってきます。ほかにも新作の水彩、線の美しさを追求した銅版画などを出品。桑原聖美の日本画「ゲーテのすみれ」は、青年ゲーテの初々しい詩とドイツ歌曲から着想を得て春らしく優しい女性に託して描いています。林千絵は、自然と人の心の移り変わりを凝視して、とらえどころの無い夢のような世界として描いてきました。とくに木口木版での表現は胸がいたくなる、切ない思いがすると言われています。その他鉛筆画、水彩画も出品します。