河井寬次郎 「~過去が咲いてゐる今 未来の蕾で一杯な今~」 展

美術館「えき」KYOTO

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陶芸家・河井寬次郎(かわいかんじろう/1890-1966)。1890(明治23)年、島根県安来市に生まれた寬次郎は、1910(明治43)年に松江中学校を卒業後、東京高等工業学校(現・東京工業大学)窯業科に入学。雑誌「白樺」が主催したバーナード・リーチの新作展を見て感銘を受け、後に交友を結びました。また同校では、後輩の濱田庄司と出会い、生涯の友人となります。卒業後は京都市立陶磁器試験所で技師として研鑽を積み、1920(大正9)年、京都市五条坂の清水六兵衞の窯を譲り受け、「鐘溪窯」と名づけ住居を構えました。
翌年の初個展以来、高度な技術を駆使した中国や朝鮮古陶磁の手法に基づいた作品が好評を博しますが、次第に自らの作陶の在り方に疑問を抱き、1924(大正13)年、濱田庄司を介して柳宋悦と親交を結ぶと、それまでの作風を一変し、実用を重んじた力強い作品を生み出していきました。
本展では、京都の旧宅であった河井寬次郎記念館所蔵作品を中心に、陶芸や木彫や書、調度品など約150点を紹介し、寬次郎の仕事の全貌とその深い精神世界を辿ります。

[関連イベント]
鷺 珠江氏(河井寬次郎記念館学芸員)ギャラリー・トーク
日時:9月15日(木)・17日(土)・19日(月・祝)・26日(月)・10月1日(土)・11日(火)・16日(日)/各日午前11時から(約40分予定)
※館内にてマイクを使用し、移動しながらお話をいたします。
※事前申込不要。ご参加は無料ですが美術館入館券は必要です。
※混雑した際は、入館制限をさせていただく場合がございます。


「没後50年 河井寛次郎展」開催記念トークショー
寛次郎氏を愛する方々をお迎えしてのトークショーです。
進行:鷺珠江氏(河井寛次郎記念館学芸員)
会場:キャンパスプラザ京都4階(京都駅下車・徒歩約5分)
開場:午後1時/開演:午後1時30分
定員:各日200名(自由席/参加は小学生以上)
料金:お一人さま1,000円(税込/展覧会入館券付)
※チケットは8月15日(月)よりローソン各店舗で販売。
①桂 南光氏(Lコード59040) ②土井善晴氏(Lコード59041)

※関連イベント詳細は、公式ホームページをご覧ください。

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スケジュール

2016年09月15日 10:00 ~ 2016年10月23日 20:00

アーティスト

河井寬次郎

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