未来の途中プロジェクト2016 「手立てと方便/Method and Expedient」

ARTZONE

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京都工芸繊維大学美術工芸資料館が若手作家の成長支援を目的に実施している「未来の途中」プロジェクトでは、今年度、プロジェクト2年目のプログラムとして、京都にある15の大学附属ミュージアムのネットワークである「京都・大学ミュージアム連携」と連動し、京都造形芸術大学ARTZONEならびに京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAとタッグを組み、さらなる飛躍を目指しています。
「新しい手段で制作せよ」。京都造形芸術大学ARTZONEでは、日本画の勢野五月葉、版画の河股由希と楠本孝美、漆工芸の吉岡尚美、これまでそれぞれのジャンルの固有性に即したかたちで作品を制作してきた4名の作家たちに、こうしたインストラクションを課しました。新しいテーマ、新しいモティーフ、新しいコンセプト。次なるステップを目指す若手作家たちは、常に自身にとって「新しい」何かを模索し、日々実験や研鑽を重ねています。その中で本展が「手段」に着目するのは、それぞれの作家が制作の際に用いる「手段」が、各作家の制作に対する考え方や振る舞いを規定していると考えるからです。
自らが慣れ親しんでいる作品を制作する際の「手立て」を一旦手放して、仮の手段である「方便」を使ってみることで、それぞれの作家が無意識的に行っていた慣行を捉え返すこと。あるいは「方便」を使ってもなお残る各作家の個性を明らかにすること。本展での試みによって、それぞれの作家の「未来の途中」に、さらなる展開が導かれると期待されます。
[関連イベント]
• アーティストトーク
ゲスト: ニシジマ・アツシ (サウンド・アーティスト)
日時: 2016年12月11日(日)14:00〜16:00
※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。

メディア

スケジュール

2016年12月03日 13:00 ~ 2016年12月25日 20:00

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