大寺俊紀 + 乙うたろう 「やわらかな脊椎」

特定非営利活動法人キャズ

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大寺俊紀、西大寺キリスト教会にて、2017

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大寺俊紀は1940年生まれの牧師です。彼は60年代にオプアートやジオメトリックアートと呼ばれる一潮流に合流し、以来50年以上にわたって一貫して幾何学抽象画を制作し続けています。乙うたろう(前光太郎)はキャラクターの存在や信仰を再検証している作家です。彼は本来二次元の存在であるキャラクターが三次元の立体へと変換される際に身体性を得ることへの疑問から出発し、自作の壺にキャラクターを宿らせています。
「西洋の絵は脊椎動物であるが、日本の洋画は軟体動物である。骨格がない。」とは外山卯三郎の言葉でありますが、ニュージオメトリック・アートグループの中心メンバーである岩中徳次郎が外山のこの発言を再三著書で引用していることは興味深くあります。外山の二項対立を二人に押し付けようというのではありません。大寺俊紀と乙うたろうはそれぞれ独自の信仰のもとで、「やわらかな脊椎」を模索しています。

[関連イベント]
アーティストトーク
日時: 7月1日(土) 16:00~
料金: 500円
定員: 20名
※関連イベント詳細は公式ホームページよりご確認下さい。

メディア

スケジュール

2017年07月01日 14:00 ~ 2017年07月22日 19:00
火曜日・水曜日は休館

オープニングパーティー 2017年07月01日18:00 から
料金: 500円(1ドリンク付き)

アーティスト

大寺俊紀乙うたろう

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