並河靖之 「明治七宝の誘惑 - 透明な黒の感性」

パラミタミュージアム

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[画像: 並河靖之「菊紋付蝶松唐草模様花瓶(一対)」(明治中期) ]

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並河靖之の没後90年を記念して、その初期から晩年までの作品を網羅する、初めての回顧展が開催されます。明治時代、輸出用美術工芸として人気を博した七宝。並河は、その中でも有線七宝の繊細さと漆黒の釉により頂点を極めた七宝家です。近年に至って、再び明治工芸への関心が高まり、七宝にも注目が集まってきました。細密な植線、豊かな色彩、四季折々の花鳥風月、そして研ぎ澄まされた透明な黒い釉薬。類まれな技術のみに留まらず、洗練された感性に基づき制作された七宝は、100年以上の時を経てなお光を放ち、人々を魅了します。本展では、国内の七宝作品に加え、下絵等の関連資料なども展示されます。

[関連イベント]
記念講演会
日時: 11月23日(木・祝)14:00~
講師: 大木香奈氏(東京都庭園美術館・学芸員)
※お申し込み方法は公式ホームページからご確認下さい

メディア

スケジュール

2017年10月28日 9:30 ~ 2017年12月25日 17:30

アーティスト

並河靖之

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