松井利夫 + 牧野和馬 「特別展 遺跡土の茶碗 / 海景の屏風」

MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w

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このたび、3日間の特別展示が開催されます。
松井利夫作の茶碗は、紀元前5世紀の弥生時代の水田の底土を使った根来碗型土器(2016年制作)。吉田二本松町遺跡(京都市左京区)の水田底土を常盤井殿遺跡(京都市上京区)の柱穴を雌型とし成形し野焼きの後、土器の内面に漆を塗り重ね彩漆土器とした「埋め戻される弥生時代の水田の記憶を記録し伝えるための茶碗」。技法は縄文時代中期に始り文明とともに滅んだ世界最初期の漆と土器の混合技法(彩漆土器)の復元。あわせて最新作の器も展示されます。牧野和馬作品は、トカラ列島最北端の火山島:口之島に通い、荒ぶる太平洋を撮影した中の1点を、作家自身が制作法を学びながら風炉先屏風に仕立てた写真作品です。

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スケジュール

2017年05月18日 ~ 2017年05月20日

アーティスト

松井利夫牧野和馬

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