poster for 野村仁展
野村仁 《北緯35度の太陽》 1982-1987 *参考作品(撮影:豊永政史)

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野村仁の活動初期にあたる1960年代-’80年代の代表作と、新作による個展「光と地の時間」を開催します。
野村仁は《Tardiology》(1969)において、重力と時間により巨大な段ボールが崩壊していく節目をカメラで捉えて以降、写真を主要な制作手法に用いてきました。自然の事象に対するリアクション(行為)の過程を記録し、移行する時間として提示可能なメディア=写真は、物体に時の経過を見るという独自の視点を持つ作家にとって、彫刻表現の新たな世界を拓いたと言えるでしょう。
本展は、写真を彫刻作品として制作した《Dryice》、月の満ち欠けで光の時を記述し天体の諸現象へとレンズを向ける転機となった《‘moon’ score》、一日の太陽運行の光跡を一年分繋ぎ「時間の環」の発見へと至る《北緯35度の太陽》、また、太古と宇宙の遥かな時空間に対する意識を生み育む「一枝の化石と銀河の光」シリーズの新作によって構成されます。

メディア

スケジュール

2017年05月13日 11:00 ~ 2017年06月24日 19:00
土曜日は17:00まで、日曜日と月曜日は休廊

オープニングパーティー 2017年05月20日16:00 から 17:00 まで
同日14:30~16:00の対談は要予約

アーティスト

野村仁

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