ローズマリー・コーツィー 「死を超えて」

ギャルリー宮脇

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ローズマリー・コーツィーはドイツに生まれ、60年代にスイスで美術を学び、80年代にアメリカに移住した美術家。独特異様な人物像が、震えるような線のストロークで描かれたインク・ドローイングが、ジャン・デュビュッフェに注目され、アール・ブリュットに近しい創造者としても紹介された。3歳でナチ強制収容所に囚われた悲惨な体験と、そのトラウマによって生涯見つづけた悪夢を源泉にした、痛々しくも美しいデッサンは、一万数千点におよび、彼女はこれらの作品すべてに「わたしはあなたたちに経帷子を織ってあげる」と名付けた。
日本初個展から8年ぶりとなる没後十年の追悼展で、アクリル・ペインティングの大作、木彫レリーフ、パステル画、インク・ドローイングを出品し、技法を横断しながら一貫した衝動によって織り上げられたローズマリー・コーツィーの創造活動を概観する。

メディア

スケジュール

2017年09月02日 ~ 2017年09月24日
月曜日・10日(日)・17日(日)は休廊

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