poster for 大友一世 展

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大友一世は、2014年より、キナクリドンマゼンダ、セルリアンブルー、レモンイエローなど透明度の高い3原色と黒のみを用いて描いています。その理由として、印刷や日常生活の中のプリンター出力における、正確に計算された同じ3原色の鮮明な混色に対して、絵具という物質を混色する過程では、種々の不純物や空気を含むことによって色材そのものに魅了されるといっています。
描く対象は、現実の風景を複数組み合わせた<風景>です。描いている現在を軸とし、取材した現実の場所との距離感や時間経過を意識しています。純化されていく内なる<風景>と、混色や描画をつうじて純度が損なわれていく3原色の間に位置することが、大友一世の現在の絵画制作といえます。

メディア

スケジュール

2017年05月30日 ~ 2017年06月10日 17:00
月曜日・日曜日は休廊

アーティスト

大友一世

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