「安野光雅 -旅と空想の画家-」

丹波市立植野記念美術館

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繰り返し訪れたヨーロッパ周遊で得られた紀行作品で広く知られる安野光雅(大正15年/島根県)は、工業学校を卒業後出征し、復員後に師範学校で学んだのち、各地で様々な職を経て美術教員として勤めながら、絵の世界へと活動の場を傾斜させていきました。35才で教師を辞して本格的に画家として活動を始め、教育的かつ実験的な数々の絵本制作を行うようになります。エッシャーに影響を受けた最初の絵本作品「ふしぎなえ」は不可能図形の世界を描き大きな反響を呼びました。また文学にも造詣が深く、司馬遼太郎の「街道をゆく」の装画も描き自身の旅の画家としての想いを存分に発揮しています。
近年は、ヨーロッパ、中国に取材して水彩で描かれた旅情溢れる紀行作品が、多くの人々を魅了しています。
このたびは、画家のその多彩かつ多岐にわたる創作活動のなかから、絵本の世界と旅のスケッチに注目し、その個性的な水彩画で表現された氏の業績の一端をのぞいてみることのできる作品を展示し、安野光雅の世界に身近に触れる機会とします。

メディア

スケジュール

2017年03月25日 10:00 ~ 2017年05月21日 17:00
入館は16:30まで、月曜日は休館

アーティスト

安野光雅

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