猿楽と面 -大和・近江および白山の周辺から-

ミホミュージアム

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猿楽(さるがく)とは、古くは「さるごう、さるがう」とも読まれ、能と狂言で構成される現在の能楽のかつての呼び名です。本展覧会は、延暦寺や日吉大社などに猿楽を奉仕した近江、そして霊峰白山の参拝口である加賀馬場、越前馬場、美濃馬場の祭礼に使われた面(おもて)などが幅広く展観されます。平安後期から鎌倉時代の古面に始まり、南北朝から室町、安土桃山時代の大成期にわたる350点(うち重要文化財80点)の「面(おもて)」を通して、主に彫刻史の観点から、文化芸能史、文学史の側面も絡めて、中世の人々が熱狂した猿楽の世界が紐解かれます。

【関連イベント】
「能楽ワークショップ・能楽の実演とお話し」※要予約
講師:片山 九郎右衛門(観世流能楽師)
第一部 能楽実演・舞囃子(装束付き)
第二部 能の囃子(笛、小鼓、太鼓)について
第三部 片山九郎右衛門と一緒に謡(うたい)をうたいます。能面、装束についてのお話しも
日時:4月29日(日) 14:00~15:30
定員:100名
参加無料(入館料要)
※予約方法は公式ホームページをご覧ください。

講演会「面のおもしろさ」
講師:伊東史朗(和歌山県立博物館館長、MIHO MUSEUM研究顧問、京都国立博物館名誉館員)
本展覧会の監修者。仏像、神像を始めとする日本彫刻史の泰斗が、「面」を通して中世の猿楽の様相を紐解きます。
日時:4月22日(日) 13:30~15:00
定員:100名
参加無料(入館料要)

シンポジウム「猿楽と面の進展―各地に残る面から」
コーディネーター:高梨純次(公益財団法人 秀明文化財団参事)
パネリスト:池田淳(吉野歴史資料館館長)、村上尚子(石川県立美術館)、南本有紀(岐阜県博物館)、戸田浩之(福井県立美術館)
日時:5月13日(日) 13:30~15:30
定員:100名
参加無料(入館料要)

メディア

スケジュール

2018年03月10日 10:00 ~ 2018年06月03日 17:00

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