「布で描いたアプリケ芸術 宮脇綾子の世界展」

パラミタミュージアム

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アプリケ作家・宮脇綾子は戦争が終わった後、身の回りの生活を題材にアプリケを作り始めました。作品のモデルは庭の花、野菜、魚など身近なものを「あ」っと驚きの心で見つめ美しいと感じたものばかりです。その創作の支えとなったのが、洋画家として妻の作品を誰より理解していた夫・宮脇晴でした。綾子の作品は、一枚の静物画のように、自由な開放感にあふれ、立体感が有ります。そこには洋画家である夫の影響が大きく見てとれます。アプリケ作品はただの布の貼り合わせではなく、ユーモアがあり、どれも温かさに満ち、今もデザイン性に優れ、躍動感があふれています。まさに絵具を古裂に置き換えた「布切れの芸術」なのです。本展では、宮脇綾子の初期から晩年に至る代表作が中心に展示されるほか、人柄がしのばれる遺愛品、創作風景なども交えて全容にせまります。また同時に当館所蔵の宮脇綾子作品も特別公開されます。

[関連イベント]
記念講演会
日時: 3月11日(日)14:00~
講師: 村田眞宏氏(豊田市美術館 館長)

メディア

スケジュール

2018年03月01日 9:30 ~ 2018年04月15日 17:30

アーティスト

宮脇綾子

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