中川幸夫「俎上の華」
建仁寺
「聖なる書」1994年 © Nakagawa Yukio
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1918年生まれの中川幸夫は、池坊から脱退後、流派という垣根を飛び越え、「いけばな」という概念を凌駕するような独創的かつ前衛的な作品を発表し、2012年に他界するまで精力的に創作を続ける。中川は一輪の中に内包されている花のかすかな命を作品の中に抽出し、その先にある死までをも表現し、それを自身が写真に焼き付けることで、その世界観を後世にまで知らしめた。本展では中川自身が撮影した写真作品や書を展示するとともに、中川作のガラスのオブジェに本展キュレーターの片桐功敦が花をいけるインスタレーションを発表する。
作品は建仁寺内の両足院にて展覧されます。本展はKYOTOGRAPHIEの一つです。
メディア
スケジュール
2018年04月14日 10:00 ~ 2018年05月13日 17:00
休館日:4月19日(木)・4月20日(金)・4月25日(水)・5月2日(水)・5月9日(水)