太田三郎 「2018年春」

ギャラリーあしやシューレ

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草花の実や種子から戦没者の肖像写真まで、さまざまなモチーフを「切手」の形にした作品で知られる太田三郎。太田は、切手や消印を素材とし、「時間」と「場所」の関係性をテーマとする作品によって、さまざまな表現の可能性を追求しています。本展では、大量の使用済み切手を使用し、「2018春」を「かたち」にした作品が展示されます。待ち望んだ手紙が届いたときの幸福感を表したコラージュ作品『Letter rack』をはじめ、使用済み500円切手約67,500枚(約3,375万円相当)を束にした『Mountain』では、作品の価格についての考察が促されます。インスタレーション『Bird Net』は、防鳥網に鳥や植物、昆虫、動物などの使用済み切手を絡めた作品で、「世界はつながっている」コンセプトのもとに2004年以来、継続して発表しています。切手が「時間」と「物質」を運び、「伝えること」「繋がること」の豊かさをテーマに、「2018春」爛漫の空間の下に構成されます。

メディア

スケジュール

2018年04月07日 11:00 ~ 2018年05月06日 17:00
開廊: 11:00~17:00

アーティスト

太田三郎

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