PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015プレイベント[作品展示] ウィリアム・ケントリッジ《時間の抵抗》

イメージによって創造される「時間」との対話

poster for William Kentridge “The Refusal of Time”

ウィリアム・ケントリッジ 「時間の抵抗」

京都市中京区エリアにある
元立誠小学校にて
このイベントは終了しました。 - (2014-02-08 - 2014-03-16)

In フォトレポート by Tsuyoshi Yamada 2014-03-13


PARASOPHIAは、国内では初となる民間主導による国際芸術祭で、世界的に第一線で活躍する国内外の作家が制作のために京都に滞在しリサーチや展示会場を決めると同時に、ワークショップや様々な試みを行うなど、他の国内の芸術祭と一線を画すことにより話題を呼んでいる。

ウィリアム・ケントリッジは、2009年に京都国立近代美術館を皮切りに大規模な巡回展が開催され、初期作品から最新作までのおよそ20年にわたる作品群が大々的かつ包括的に紹介された。


2012年、本作《時間の抵抗》[原題:The Refusal of Time]は、現代アートの祭典として最も重要であるとされる芸術祭のひとつ、ドイツ・カッセルで行われるドクメンタ13で公開された。科学史家のピーター・ギャリソンとの「時間」を巡る対話を契機に、様々なフィールドの表現者とのコラボレーションにより生み出された。


会場には、壁面3辺を埋める5つのスクリーンと4つのメガフォンが配置されている。各スクリーンには、「時間」をテーマに制作された映像が映し出され、会場内には大音量のサウンドが鳴り響く。また、「呼吸する機械」と名付けられた木製の可動式装置が、中央に配置され、一定のリズムで動きつづけている。

PARASOPHIAは、昨年よりアーティスティック・ディレクターとキュレトリアルチームによる調査・研究のプロセスを公開する「オープンリサーチプログラム」として、さまざまな専門家によるレクチャーなどを開催してきた。今後も芸術祭に向けて様々なプレイベントの開催が予定されている。

プロモーションビデオ:vimeo.com/parasophia/prelude-william-kentridge-the-refusal-of-time-teaser
メイキング:vimeo.com/parasophia/prelude-william-kentridge-the-refusal-of-time-making-of

Tsuyoshi Yamada

Tsuyoshi Yamada . 東京都小平市生まれ、武蔵野美術大学芸術文化学科卒業。長らく武蔵野美術大学で、研究制作を続けて、その傍ら、美術展企画や舞台制作、ドキュメンタリー制作などに尽力を注ぎ、芸術と美術、作家と作品、ものつくりの世界に触れる。2013年京都に拠点を移し、デザインとアートの世界の周辺に身を置いている。株式会社モーフィング所属。 ≫ 他の記事

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