中島らもメモリアルWEEK2014

愛され続ける中島らも氏。落語やトークショーで笑って盛り上がろう!

In ニュース by Chiaki Ogura 2014-07-23

「生きるということは、死ぬまでの時間をどうやり過ごすかということだ」、「ロックとは音楽のジャンルではなくて、一つの生き方だ」などの多くの名言を残している、中島らも氏。その活動の範囲は作家、俳優、ミュージシャンなど幅広かったことでも有名です。没後10年の命日を期して、らも氏を愛してやまないかつての仕事仲間や友人たちによる企画の、「中島らもメモリアルWEEK2014」。7月21〜27日まで、大阪各地でトークショー、落語、追悼ライブなどが、連日開催されています。

今回は、運営を担当されている実の娘さんの中島さなえさんに、中島らもメモリアルWEEK2014の楽しみ方について伺いました。

■中島らもメモリアルWEEK2014、発端のきっかけ

父が生前「墓は要らない」と言っていたらしく、中島家には墓も仏壇もありません。どこにもお参りできない代わりに、毎年7月26日にはトークイベントやライブを開催し、みんなでワイワイ酒を飲む、ということをやっていました。没後10年には大きくライブイベントをと思っていたのですが、周りの親しい方々(現・中島らもメモリアルウィーク2014実行委員会メンバー)が、「らもさんは音楽だけじゃなくって、落語の作品もあるし、芝居や、映画化されたものもあるで!」と声を上げてくださり、大阪で様々なジャンルのイベントを一週間やらせていただくことになりました。ほんとに、あれよあれよという間にです。

■いろんな方々や企業による共同開催のようですが、どういう形で運営されているのか?

みなさん親しくしていただいていた縁のあるかたたちで、強力にバックアップしてくださっています。

■なぜ、らもさんは皆さんに愛され続けているのでしょうか?

ユーモアがあって、人を楽しませるサービス精神に溢れていたからではないでしょうか。気分屋で大変な時もありましたが、それさえも含めて逸話として重宝されるという不思議で希有な存在です。

■ウィークの楽しみどころを教えてください!

まずは来ていただければ、一週間でどんな体験ができるのか、中島らもの人となりもバッチリわかると思います。笑えるもの、ロマンティックなもの、踊れるもの、鬼気迫るもの、様々な作品がありますから、ぜひ興味のあるイベントにお越しいただけたらと思います。大阪の天神祭と日程が重なっていますけど、夏フェスみたいで楽しいですよ!私も楽しみにしています。

スケジュールは、イベントHPでチェックしてくださいね。

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中島らもメモリアルWEEK2014
期間:2014年7月21日- 27日
http://ramo-nakajima.com/memorial/

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Chiaki Ogura

Chiaki Ogura . 岡山県出身。広告代理店・広報部にて勤め、現在はフリーライター・フォトグラファーとして活動中。ジャンルは幅広く、雑誌やWEB媒体などで執筆。ベンシャーンやアンディ・ウォーホルに感銘を受け、アートの世界に。ギャラリーや美術館の空間をこよなく愛する。作品を目の前にしたときの、右脳がぐらっと動かされる感覚がたまらない。comocomo.cafe ≫ 他の記事

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