「ただいま。カーネーションと現代美術。」展

「だんじりの町」岸和田ゆかりの現代美術アーティストが集結!

In ニュース by Chisai Fujita 2014-08-14

岸和田だんじりの試験引きがある 2014年 9月に、大阪府岸和田市や周辺の出身・在住の現代美術アーティスト6人(組)によるグループ展があります。

「え?岸和田で現代美術?!」そんなつぶやきがかき消されるような、めっちゃイケてるコンテンポラリーな展覧会「ただいま。カーネーションと現代美術。」展がこの秋に開催されます。出品作家は、稲垣智子、大崎のぶゆき、永井英男、西武アキラ、wah document、そして小説家の吉村萬壱。岸和田市および周辺の出身、在住でありながらも、国内外やジャンルを超えて活躍する彼らが集まり、平面、立体、映像など幅広いジャンルの現代美術作品を見せてくれます。

先だって7月8日(火)~12日(土)には、Calo Bookshop and Cafeでの「プレ展」が行われました。12日(土)のトークでは、岸和田銘菓「むらさめ」もふるまわれ、アーティストにとってのローカルとグローバルについての話を聞くことができました。

地元・岸和田での展覧会は、だんじりの試験引きの時期にあわせて、9月3日(水)~10日(水)に開催します。

展覧会やだんじりだけでなく、出品作家によるトークや岸和田の寺の住職によるライブなど、関連イベントも目白押し。ぜひ9月は岸和田へいらっしゃい!

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「ただいま。カーネーションと現代美術。」
日時:9月3日(水)~10日(水)
会場:岸和田市立自泉会館
出品作家:稲垣智子、大崎のぶゆき、永井英男、西武アキラ、wah document、吉村萬壱
料金:無料
http://iamhome.jimdo.com/
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Chisai Fujita

Chisai Fujita . 藤田千彩アートライター/アートジャーナリスト。1974年岡山県生まれ。玉川大学文学部芸術学科芸術文化専攻卒業後、某大手通信会社で社内報の編集業務を手掛ける。5年半のOL生活中に、ギャラリーや横浜トリエンナーレでアートボランティアを経験。2002年独立後、フリーランスでアートライター、編集に携わっている。これまで「ぴあ」「週刊SPA!」「美術手帖」など雑誌、「AllAbout」「artscape」などウェブサイトに、展覧会紹介、レビューやインタビューの執筆、書籍編集を行っている。2005年から「PEELER」を運営する(共同編集:野田利也)。鑑賞活動にも力を入れ、定期的にアートに関心の高い一般人と美術館やギャラリーをまわる「アート巡り」を開催している。また現代アートの現状やアートシーンを伝える・鑑賞する授業として、2011年度、2014年度、2015年度愛知県立芸術大学非常勤講師、2012年度京都精華大学非常勤講師、2016年度愛知県立芸術大学非常勤研究員、2014~ 2017年度大阪成蹊大学非常勤講師などを担当している。 写真 (C) Takuya Matsumi ≫ 他の記事

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