買物客でにぎわう、京都ロフトの店内。この夏、映像やメディアアートをつかった作品が、なんと店内で楽しめるのです!
仕掛けたのは立命館大学Moonwalkers、映像学部望月研究室の有志グループのメンバーです。友達と共感したり、気持ちを伝える「ハイタッチ」をトリガーにしたインタラクティブな作品が、京都ロフトの4ヶ所に置かれています。
例えば地下1階に置かれた、この「ハイタッチ!PON!」。
ただモニターが置かれている、のではありません!この前で友達と「ハイタッチ」してみましょう。
あらまっ!友達も私も帽子をかぶって、ハイタッチした手の部分からかわいらしいふき出しが!!
これはモニターの下にあるセンサーで、人間の骨格を認知し、頭部分には帽子が、手を合わせることでふき出しのアニメーションが飛び出すようになってるんです。
「個性やオリジナリティを求める「アート」の部分と、京都ロフトに来店する「多くの人が楽しむことができる」という部分を、うまくつなげることに苦労しました。メンバーは3人1組で、プログラミングやアニメーション、展示方法や予算管理までこなしました」。(Moonwalkersメンバー オム・ジョンシクさん)
他にも友達とハイタッチしながら玉を持つことで、微電流が通じ合い、おみくじを引くことができる「ハイタッチ神社」(3階)、ひとりで手の模型にハイタッチするとアニメーションが動く「ハイタッチBOX」(1階)、ハイタッチのできない距離に置かれた輪の中に手を伸ばすと、その反応を察知して音や光が発生する「ノータッチハイタッチ」(2階)があります。
友達と買物に行くという場所だけではなく、一緒に楽しいこともできるという京都ロフト。メディアアートだからこそできるし、メディアアートの可能性を感じることもできますよ。
開催概要:
ハイTOUCH・LOFTOUCH・友TOUCH『KYOTO FRIEND’S DAY』
日時:8月1日(金)~8月31日(日)
会場:京都ロフト 地下1階~3階
問い合わせ先:京都ロフト(担当 海野、縄井) TEL075-255-6210(代表)