巨匠 河原温とドナルド・ジャッドの展覧会が京都で開催

【Art Beat News】スタートトゥデイ 前澤友作氏が所有するコレクションを京都老舗帯問屋で展示

poster for Kawara On & Donald Judd

「温故知新 - Kawara On & Donald Judd - 」展

京都市中京区エリアにある
誉田屋源兵衛にて
このイベントは終了しました。 - (2015-02-21 - 2015-02-24)

In ニュース by KABlog 2015-02-10

2014年に目黒で開催された「温故知新 - On Kawara & Donald Judd」展の会場風景

公益財団法人 現代芸術振興財団は、2月21日から24日までの4日間、京都の老舗帯問屋 誉田屋源兵衛にて、現代アート展「温故知新 – On Kawara & Donald Judd」を開催する。同財団で会長を務めるスタートトゥデイの前澤友作氏が所有するコレクションから、2014年7月に逝去したコンセプチュアル・アーティスト 河原温と、ミニマル・アートの巨匠 ドナルド・ジャッドの作品を展示する。

同展のテーマは、「コンセプチュアルおよびミニマル・アートと和の空間の融合」。2014年10月31日から11月3日に東京の目黒にて開催された同じテーマの展覧会に引き続き、「本展覧会を通じ、より多くの方々に現代アートを身近に感じていただき、日本における現代アートの普及に貢献できれば」としている。

河原温は、日本出身のコンセプチュアル・アートの第一人者。単色に塗られたキャンバスに、制作当日の日付のみが白抜きの数字とアルファベットで描かれた「日付絵画」が代表作。今回の展覧会でも展示される。

ドナルド・ジャッドは、アメリカ出身のアーティストであり、美術評論家でもある。画家・版画家として制作活動を行い、また美術評論でも高い評価を受けたが、次第に立体作品の制作へと移った。「積み重ね(スタック)」と呼ばれる、壁に直接同型の薄い箱状の立体が縦一列に並べられるシリーズなどが代表作。こうした純粋な形態の立体作品が、多くのアーティストらに影響を与えている。

■開催概要
入場:無料
会場:誉田屋源兵衛(京都市中京区室町通三条下る)
会期:2015年2月21日(土)〜2月24日(火)
開場時間:11:00〜18:00

展覧会ウェブサイト
http://gendai-art.org/exhibition/onkochishin_kyoto/

執筆:岡徳之(Noriyuki Oka Tokyo

KAB Team

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