UNKNOWN ASIA ART EXCHANGE OSAKA 2016

【海外クリエイターにインタビュー!】大阪とアジアがアートで交流する、新進気鋭のクリエイターが集うアートフェア。

In ニュース by Chiaki Ogura 2016-09-16

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大阪で生まれた、話題のアートフェア「UNKNOWN ASIA」が2016年10月1日、2日と開催されます。2回目となる今年は、梅田ハービスホールにて開催され、日本を含めたアジア9ヵ国のクリエイター160組が集結し、さらにスケールアップ!アート・デザイン・写真・イラストレーション・映像・ファッションなど、バラエティにとんだユニークなブースが並びます。会場ではクリエイター自身による作品展示やプレゼンテーションが行われます。
 
また審査員にも注目です。アジアの第一線で活躍するアートディレクターや編集者やギャラリストなどが揃い、各自審査員賞を選出します。グランプリ以下各賞受賞作家には、国内外でのオムニバス展への参加など、クリエイターの発表の場を促したり、ビジネスマッチングの可能性を探ります。

「大阪からアジアへ。アジアから大阪へ。」をテーマに開催される「UNKOWN ASIA」では、日本のクリエイターとアジアのクリエイターとの異文化交流の場としても機能。互いに影響し合える接点の場でもあり、大阪を舞台に、新しいカルチャーが生まれる可能性を多分に秘めています。
応募総数251通の中から勝ち抜いた160組のうち、43組はアジアのクリエイター。そこで、注目している5名のクリエイターに、日本のアートシーンや「UNKNOWN ASIA」への意気込みなど、大阪(日本)に対してどんな目線を持っているのか聞いてみました。

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■【質問事項】
1)日本や大阪で興味があるところ(もの、人、場所、なんでも)
2)最近、ハマっていること
3)日本のアートシーンってどう思う?
4)「UNKOWN ASIA」への意気込み

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Wei-Hua,Lin/Taipei,Taiwan
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1)日本の伝統的な文化が好き。例えば、建築物、着物、日本の美学である「わびさび」といった文化などです。”wabi sabi”と書かれた布を自分の寝室の壁に貼っていたこともあります。また、漫画も同じくらい好きで、 「 DRAGON BALL 」 、 「 SLAMDUNK 」 「 さくらももこ 」が気に入っています。

2)地下鉄に乗って、人々を観察すること。

3)日本人の作品は、全てにおいて繊細。小さなミスが大きな違いを生み出してしまいます。それは美術においてもデザインにおいても建築においてもそのように感じます。

4)初めての海外の展覧会で嬉しい!この機会で、世界中のアーティストとコミュニケーションを取ったり、海外での自分の仕事を紹介するチャンスにしたいです。

Benson Koo/Hong kong

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1)東京に昔行った事がありますが、香港に似ていると感じて、あまり興味が持てませんでした。大阪は初めてなので、とても楽しみです。

2)最近、瞑想にはまっています。私のクリエイティブシンキングにとても役立っています。

3)様々な日本人アーティストに会うことがあります。彼らは音楽やアートに対して強い個性を持っていて、いつも感銘を受けます。

4)「UNKNOWN ASIA」が将来、さまざまな国で開催されることを期待しています。

王略 Lve Wang/Taipei,Taiwan

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1)5年前に大阪に行った時、そのクールな街を徘徊しまわりました。梅田には、気になるお店がたくさんあるので、今から楽しみです。

2)晴れた日に泳ぐこと。

3)日本のアートシーンは一流だと思います。私は日本のTVコマーシャルの大ファンで、2020年の東京オリンピックのものは特にクレイジーだと思います!

4)大阪で、新しい友達や新しい機会と新しい人生経験ができることを楽しみにしています!

ABWU/Taipei,Taiwan

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1)「逆柱IMIRI」 、「原田ちあき」、「真珠子」は、私のお気に入りのかわいいイラストレーターです。日本のクリエイターたちは、深い欲望や感情をためらいなく表現できていて、その部分が面白いと感じています。

2)いろんなバーを巡ることにはまっています。あとはテクスチャの異なるDMを集めること。

3)物事の深くまで突き詰めていること。物事を規則正しく追いかけるふしがあるように感じます。

4)初めての海外での展示になります。クールなアーティストと出会って意見を交換したり、自分の作品に価値を見いだしてくれる方々と出会いたい。いい機会となることを願っています。

Sarah Nuch/Thailand,Bangkok

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1)日本は常に新しいイノベーションを生み出す驚きに満ちあふれています。日本人は、年齢を問わず情熱的。日本文化の伝統的なところと現代的なところ、どちらも好きで、日本人はそれらを上手く融合させていると感じています。関西に関しては、調和的なコラボレーションがたくさんあると感じます。特に、大阪の人はフランクなのに礼儀正しいところが好きですね。

2)レイヤーとかテクスチャーなど、層になっているアートにはまっています。

3)作品に込められた裏のストーリーやアーティストの想いなどに、強い情熱を感じます。常に進化し続けていく日本は面白いです。

4)昨年も参加しましたが、感銘を受ける作品がたくさん見つけました。アジアのアートシーンの厚みを感じて、アジアに誇りを持ちました。今年も素晴らしい作品やアーティストに出会えることを楽しみにしています!

★海外アーティストも心待ちにしているアートフェア。ぜひ足を運んで、アジアと日本の今のアートシーンをその目で確認してみてはいかがでしょうか!?

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【概要】

名 称 :紀陽銀行 presents UNKNOWN ASIA ART EXCHANGE OSAKA 2016
開催期間:2016年 9月30日(金) ー 10月2日(日)
      ・2016年9月30日(金)15:00~20:30
      「VIP PREVIEW & RECEPTION PARTY (関係者、招待者のみ)」
      ・2016年10月1日(土)10:00~20:00
      ・2016年10月2日(日)10:00~17:00
会 場 :ハービスホール
     〒530-0001 大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKA B2F
入場料 :2日間共通 1,000円(税込・高校生以下無料)
購入方法:e+ (イープラス)http://eplus.jp/
主 催 : UNKNOWN ASIA実行委員会 (ASIAN CREATIVE NETWORK(ACN), digmeout , FM802 , FM COCOLO , ubies, vision track)
URL : http://unknownasia.net/
特別協賛: 紀陽銀行
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Chiaki Ogura

Chiaki Ogura . 岡山県出身。広告代理店・広報部にて勤め、現在はフリーライター・フォトグラファーとして活動中。ジャンルは幅広く、雑誌やWEB媒体などで執筆。ベンシャーンやアンディ・ウォーホルに感銘を受け、アートの世界に。ギャラリーや美術館の空間をこよなく愛する。作品を目の前にしたときの、右脳がぐらっと動かされる感覚がたまらない。comocomo.cafe ≫ 他の記事

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