Kansai Art Beat 3周年記念パーティー & パネルディスカッション レポート

Kansai Art Beat 3周年記念パーティー レポート

In KABからのお知らせ 特集記事 by Tsuyoshi Yamada 2016-10-10

この秋、Kansai Art Beatは設立より3周年を迎えます。日頃の感謝の気持ちを込めて、9月16日(金)に記念パーティー、ならびにパネルディスカッションを開催いたしました。

会場となった京都芸術センターは、京都市の中心部にある芸術拠点であり、明倫小学校が廃校になったあと、跡地と校舎を利用して、つくられたアートスペースです。今回は、京都文化芸術コア・ネットワークとKAB共催で、パネルディスカッションを開催しました。

京都文化芸術コア・ネットワークの目的は、京都において文化芸術を支える専門的活動を行う者の情報交流のハブとなること。多種・多様な情報を収集、編集、発信することに資するプラットフォームを提供すること。また、京都の創造環境を洗練させ、世界的な文化芸術都市・京都を創生することで、様々な文化芸術に関わる個人・団体が参加しています。

京都文化芸術コア・ネットワーク×KABの共催で開催されたパネルディスカッション「文化芸術メディアの「いま」と「これから」 Panel Discussion (in Japanese only)」では、メディアの枠組みを超えた多彩なパネリストが集結し、アート・デザイン、観光サイトからフリーペーパーまで個性的なメディアのいまとこれからについて、自由に意見を交わしました。

【登壇者・参加メディア】

小崎哲哉 ( REAL KYOTO/発行人 兼 編集長)
鈴木大輔 ( ARTLOGUE/CEO・編集長/アートイノベーター)
山崎伸吾 ( Refsign Magazine Kyoto/エディター)
尾形浩一朗 ( BEACON KYOTO/エディター )
若林唯人 (フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン/フリースタイルな僧侶たち 代表)
富田さよ ( TOKYO ART BEAT/マネージャー)
大坪晶 ( KANSAI ART BEAT/マネージャー/司会)

日頃他のメディアの方々と交流を図る機会もなかなか得られないので、貴重な場となりました。登壇者の方々ありがとうございました。

その後場所を大広間に変えて開催されたのが、KANSAI ART BEATの3周年記念パーティーです。

美術館やギャラリー、アート媒体運営社、コレクター、そして一般ユーザーの方、そしてバイリンガルメディアならではの、海外のお客さまも数多く見受けられました。会場のあちらこちらで、情報交換している様子がとても印象的でした。

今回、会場をよりいっそう華やかに演出してくれたのは、京都を中心とする関西のギャラリーや企業のパーティーなどで大好評のケータリングユニット「hanauta」です。KABの3周年をイメージした料理を用意していただきました。

そしてパーティー会場では、この日しか見られないスペシャルなパフォーマンスもありました。
Dave Moss (デーヴ・モス) KAORI YOSHIKAWA (吉川かおり) snoo (スヌー)による独創的なパフォーマンスが、会場を楽しませてくれました。

また全国各地の魅力溢れるフリーペーパーを取り揃える本屋「只本屋」も特別出店し、会場に花を添えました。

参加者からは、「関西全域のART情報を紹介するKANSAI ART BEATだけあって、いろんなカタチでARTを生業としている方がいて、それぞれに楽しいお話をすることができました!」「ギャラリストの方やアーティストの方など様々な業種の方とお知り合いになれていい経験になりました!」「他の県のアート関係者となかなか交流が図れないので、こういう風に楽しくお会いできる場所や機会が嬉しいです。」など数多くの言葉を頂きました。

多くの方と話し込んでいるうちにあっという間に、パーティーの終了の時間。たくさんのご意見や応援を頂き、こうやって実際に人に会える企画や場所の重要性もまた感じることのできた有意義な夜でした。

これから4年目を迎えるKANSAI ART BEATをこれからもどうぞよろしくお願いします!

Tsuyoshi Yamada

Tsuyoshi Yamada . 東京都小平市生まれ、武蔵野美術大学芸術文化学科卒業。長らく武蔵野美術大学で、研究制作を続けて、その傍ら、美術展企画や舞台制作、ドキュメンタリー制作などに尽力を注ぎ、芸術と美術、作家と作品、ものつくりの世界に触れる。2013年京都に拠点を移し、デザインとアートの世界の周辺に身を置いている。株式会社モーフィング所属。 ≫ 他の記事

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