7つの船

現代美術の作家たちと大阪の水路を往く特殊なナイト・クルーズ作品

In トップ記事小 フォトレポート by Reiji Isoi 2016-12-05

昨年11月に実施された梅田哲也によるナイト・クルーズ作品《5つの船(夜行編)》の続編となる《7つの船》が只今開催中です。

2015年11月6日(金)〜11月10日(火)の5日間、大阪を流れる川や海を航行しながら行われた《5つの船(夜行編)》では、夜の川や堀、海へと船を進め、さまざまな場所でパフォーマンスを眺めたり、まちの音を聴いたり、船でしか行けない場所へ向かったりと、毎夜異なる公演を行いました。

「前回(5つの船)は自分のスキルや時間といった制約のあるなか、できるだけ作り込まずにスイッチを押すだけでどれだけ効果的に風景を違って見せることができるかという試みを、5日間の航行で毎日違うゲストを迎えながら行う、即興性の高い試みでした。今回の『7つの船』では、より作り込みというか、事前の準備が必要なことを試みています。とはいえ初日と最終日では違ったものになっていくはず」と、本イベントの制作を手がける梅田哲也は語ります。昨年に引き続き、Hyslomと松井美耶子が乗船するほか、辰巳量平、ベルリン在住の雨宮庸介、ロンドンを拠点を活動するさわひらき、それぞれ梅田が国内外で共同の展覧会を行ったことのあるアーティストらを迎えての作品となります。(作家名・敬称略)

徒歩、車、電車をはじめ移動手段によって同じ街も異なる表情を見せます。自動車や電車で移動するときでも、高架の上を道を走るのと、下の道を走るのでは、その車窓から見える景色は同じ街とは思えない程、異なる表情を見せ、見慣れた街の違う様子を発見し驚かされることもしばしばです。本イベントでは、都市の水路をすすむ船上という空間、そこから見える大阪の風景をアーティストたちがどのように捉えて見せるのでしょうか?大阪の水路を舞台に、国際的に活躍するアーティストたちによるパフォーマンスイベントであり特殊なナイト・クルーズ作品《7つの船》、是非この機会をお見逃しのないよう、乗船してみてはいかがでしょうか。

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【開催概要】
「7つの船」

参加アーティスト:梅田哲也Hyslom、さわひらき、雨宮庸介、松井美耶子、辰巳量平 ほか

入場料:3,000円(ホットドリンクつき)

会期:2016年12月1日(木)〜4日(日)/9日(金)〜11日(日)
1)18:00 2)20:00
*1、2それぞれ、本船と裏船の2便が出航
*各出航30分前より、同船着場にて受付を行ないます
*詳細や注意事項はウェブサイトでご確認ください

出航場所:[上り]名村造船所跡地奥 船着場 [下り]本町橋船着場

主催:7つの船2016 実行委員会ウェブサイト

詳細・チケット情報:http://7-ships.com/

Reiji Isoi

Reiji Isoi . 1978年生まれ。00年代前半より音楽業界を中心に写真の撮影活動を始め、音楽・美術・文芸誌に写真・インタビュー記事等を寄稿するほか、映像撮影・制作の仕事に携わる。仲間と突発的に結成した『宇宙メガネ』からも不定期に発信することがある。各地で起こる皆既日食、米国のバーニングマン、インドのクンブメーラ祭、古代遺跡でのイベントなど、津々浦々で出会う作品や表現者たちとの交流を通じ、森羅万象の片影を捉えようとカメラを携え日々撮り続けている。 http://razyisoi.jp/ ≫ 他の記事

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