DESIGN WEEK KYOTO2017

京都の工房が開かれる一週間!そのお手本は、ポートランドにあった。

In ニュース by Chiaki Ogura 2017-02-07

DESIGN WEEK KYOTOの画像

2017年2月19日から26日の1週間、「オープンファクトリー」をテーマに、京都市内を中心としたものづくりの工房や工場が約30社ほど開放されます。
「多様な人たちとの交流を促進することで、京都をよりクリエイティブな街にしたい」、という想いをもつ有志によって開催されるこの企画は、今年で2回目。普段は開かれることのない、職人のものづくりの現場が、国内外・様々な職種の人たちが訪れ、交流が行われることで新しいアイデアや創造的なコラボレーションが生まれるきっかけの場となります。そこには、現場を”ひらく”ことで普段と異なる交流が生まれ、個人個人の視野をも開いていこうという想いがあります。

アメリカで最も創造的な街のひとつとして知られるオレゴン州ポートランドの「DESIGN WEEK PORTLAND」のインスピレーションを得て始まった「DESIGN WEEK KYOTO」。以前から行われている”オープンハウス”は、工場見学のような位置づけで、参加者は工程の説明を受けるのみというイメージがあります。しかし今回の”オープンファクトリー”は、見学よりも一歩踏み込んだ”交流”が前提とされている部分に大きな違いがあります。

また、職人さんにとっては、工房がプレゼンの場にもなり、技術の公開をすることで、建築家・デザイナー・学生などさまざまな職種の新しい視点が入り、これまでにない新しい販路に繋がる可能性も生まれます。1週間という連続した期間に、複数の工房が一度に見られるというのも嬉しいところ。海外の方が来日しやすい仕組みもつくられています。

オープン前日には、オープニングパーティの企画も!
「DESIGN WEEK PORTLAND」の立ち上げメンバーのひとりであるデザイナーのJason Sturgil氏らのゲストトークを含め、フリースタイルフットボールの世界大会優勝者である徳田 耕太郎 (TOKURA)と、蹴鞠(けまり)のコラボレーションパフォーマンスも見どころです。全くの異ジャンル同士の交流から生まれたこのパフォーマンス自体が、まさに「DESIGN WEEK KYOTO」を象徴する企画だといえましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーー
【オープニングイベント】
(日時)2月18日(土)17時~
(会場)WORLD,KYOTO
    京都市下京区西木屋町四条上ル真町97
    http://world-kyoto.com/access-map/

(内容)16:30 開場
    17:00 [オープニングパフォーマンス]
       フリースタイルフットボール世界チャンピオン 
       TOKURA氏による蹴鞠職人とのコラボパフォーマンス     
       [トークイベント]
       Portlandからのゲスト2名とのトークイベント
       グラフィックデザイナー Jason Sturgill氏
       アパレルブランドオーナー Katsu Tanaka氏 
     18:00 交流パーティ
     19:30 終了

(参加費)3,000円(1ドリンク+フード)

▶(詳細)http://www.designweek-kyoto.com/jp/news/detail/?id=24

ぜひ、この京都で開かれた一週間、普段とは違った新しい交流をしてみませんか?
これまでにないアイデアが、自分の中で芽を出すかもしれませんよ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【概要】
DESIGN WEEK KYOTO2017

公式サイト:http://www.designweek-kyoto.com/jp/
開催期間:2017年2月19日(日) 〜 26日(日)
主 催:Design Week Kyoto 実行委員会
会 場:OPENFACTORY|京都市内の工房・工場など モノづくりの現場 約30社
サテライトイベントDWKクロス|京都市内約30社
インフォメーションセンター:ジェイアール京都伊勢丹2F
交流会場:
イベント来場者や参加企業同士の交流等をする場所
2月19・25・26日:前田珈琲室町本店
2月20~24日:MTRL KYOTO
協 賛:
株式会社ジェイアール西日本伊勢丹/京都信用金庫/サッポロホールディングス株式会社
株式会社フューチャースピリッツ/WORLD,KYOTO/MTRL KYOTO

Chiaki Ogura

Chiaki Ogura . 岡山県出身。広告代理店・広報部にて勤め、現在はフリーライター・フォトグラファーとして活動中。ジャンルは幅広く、雑誌やWEB媒体などで執筆。ベンシャーンやアンディ・ウォーホルに感銘を受け、アートの世界に。ギャラリーや美術館の空間をこよなく愛する。作品を目の前にしたときの、右脳がぐらっと動かされる感覚がたまらない。comocomo.cafe ≫ 他の記事

KABlogについて

Kansai Art Beatの運営チームにまつわるニュースをお伝えします。

Facebook

KABlogのそれぞれの記事は著者個人の文責によるものであり、その雇用主、Kansai Art Beat、NPO法人GADAGOの見解、意向を示すものではありません。

All content on this site is © their respective owner(s).
Kansai Art Beat (2004 - 2024) - About - Contact - Privacy - Terms of Use