河井寬次郎記念館は、大正・昭和にかけて京都を拠点に活動した陶工・河井寬次郎の住まい兼仕事場を公開したものです。建物のみならず、館内の家具や調度類も寬次郎のデザイン、あるいは蒐集によるもので、それぞれ個性を発揮しつつも、不思議な統一感を生み出しています。京都の町中にあるにもかかわらず、当時の暮らしをそのままに感じ過ごしていただける静かな空間に、皆さまどうぞお出かけください。