「大阪町めぐり、菅笠づくりのまち 深江」展

大阪歴史博物館

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今回の展示では、古文書、絵図、民具資料などを通して、深江村の菅笠作りの歴史を紹介するとともに、大坂近郊の農村の歴史や文化を紹介します。大阪市東成区の深江地区(深江北・深江南)は、江戸時代以来大坂近郊の農村(当時は深江村)として発展してきました。深江村の南には、暗越奈良街道(くらがりごえ・ならかいどう)が通り、大坂から伊勢神宮へ参詣する旅人たちがたくさん往来していました。深江村は古来より菅作り・菅細工が盛んな村で、江戸時代には『摂津名所図会』で紹介されるほどの菅笠の名産地として知られるようになりました。菅笠は伊勢参宮の旅人たちもたくさん買い求めました。また、伊勢神宮の式年遷宮や天皇即位後の大嘗祭には、今も深江の菅笠・菅さしばが調進されています。「深江の菅細工」は、平成11年度に大阪市指定無形文化財になっています。
※8F特別展示室

アートトーク 1月12日(土)、2月11日(月・祝)14:00〜14:30

【画像:『摂津名所図会』「深江編笠店」 寛政10年(1798)大阪歴史博物館蔵】

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スケジュール

2008年01月05日 ~ 2008年02月18日

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