「佐藤忠良 ブロンズの詩 過去、現在、未来」展
佐川美術館
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佐藤芸術の特徴の一つに、日本人の手で初めて日本人の顔を作ったと言う表現があります。この表現は、ヨーロッパの彫りの深い美男美女をモデルとするのではなく、日本のどこにでもいるような人たちをモチーフに制作することから言われています。
本展では、そういったいかにも日本人らしい作品をはじめとして、佐藤先生が主としてモデルに起用してきた身近な人物の作品を中心に展観いたします。
佐藤先生は制作過程において、その人物の過去・現在・未来を見据えて制作されます。それゆえに作品からは、そのモデルとなった人物が歩んできた道程や人生観が滲み出てくるかのようです。
【画像:「少年の像」 (1981) 151.3x60.5x41.4cm ブロンズ】
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スケジュール
2007年10月30日 ~ 2008年04月13日