「ジャポニスムのテーブルウエア -欧米の食卓を彩った"日本"」 展

滋賀県立陶芸の森

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19世紀の末、パリやロンドンなどで万国博覧会が開催され、開国後間もない日本も積極的に参加しました。中でも注目されたのは日本の美術工芸です。その豊かな色彩、優れた自然描写、奇抜な構図と装飾性は、欧米の美術家・工芸家たちを魅了し、日本美術の収集とその影響を受けた新しい唯美主義とモダン・デザインが誕生するきっかけとなりました。こうした美術趣向は「ジャポニスム」と呼ばれ、今日も多くの人々を魅了しています。
これまでのジャポニスム展といえば、浮世絵による印象派の絵画への影響といった視点が一般的で、絵画が主に論じられてきました。しかしジャポニスムは、欧米の中流階級を中心にテーブルウエアやインテリアなどの生活工芸にまで広がりをみせたのです。
本展は、“生活の中の美”をコンセプトとして、アメリカ有数のジャポニスム工芸のコレクター、ジョン・デーヴィー夫妻のコレクションから約210点を展示公開いたします。ディナーセットやティーカップからフォーク&ナイフ、シガレットケースに至るまで、欧米の人々の生活の中に花開いた華麗なるジャポニスムの世界を展示。
【画像: クレイユ・エ・モンテレアム工房  大皿「御高祖頭巾の女と藤の花」】

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スケジュール

2007年10月02日 ~ 2007年12月24日

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