「Exhibition as media(メディアとしての展覧会)」展
神戸アートビレッジセンター
このイベントは終了しました。
展覧会とは、本来、アーティストの意識や時代の動向を映し出すメディアとして機能する実験的な試みです。しかしながら、キュレーター主導の企画展やアーティストの個展など、作り手と受け手が一方向のある種のスタイルが確立されている面は否めません。
そこで本プロジェクトでは、アーティスト達が一つのコンセプトに基づいて企画に関わるのではなく、展覧会そのものを一つの作品として捉え、客観的な視点を持ちながら企画を進めました。ミーティングを重ねるなか、双方がアーティストとして又は観賞者としてリクエストを投げかけ、各自のアイデアをミックスさせることにより、ゆるやかなコラボレーションのかたちが生まれました。そうした自然な流れの中で双方の作品性に関与し、展覧会全体を総合的に構築しています。
アーティスト自身が展覧会のあらゆる要素を一つのメディアとして丁寧に検討し、関連イベントの企画、印刷物のディレクション、その他、会期中に様々なプログラムを実施します。
※1F/KAVCギャラリー、1room B1/KAVCシアター、スタジオ3他にて
レセプションパーティ 11月11日(日)18:00~
ゲストトーク 11月11日(日)15:00~18:00
工藤千愛子、竹内厚、竹崎和征、藤田千彩
※1roomにて
ゲストトーク 11月18日(日)15:00~18:00
同人誌「メルボルン1 (Melbourne1)」創刊メンバー
※1roomにて
出品作家による座談会 11月25日(日)17:00~19:00
※1roomにて
ワークショップ 「金氏徹平と白地図の線をつないで作品を作ろう」
11月9日(金)15:00~17:00
※1roomにて
ワークショップ「金氏徹平と白いお菓子のまちを作ろう」 11月24日(土)15:00~18:00
※1roomにて
※詳細は下記URLにて参照。
【画像:中西信洋「Layer Drawing Fog / Cloud」(2005) 撮影:豊永政史】