「秀吉に備えよ! - 羽柴秀吉の中国攻め - 」展

長浜城歴史博物館

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天正5年(1577)10月23日、秀吉は実質的な中国経略の最高指揮官として播磨国(はりまのくに)に侵攻(しんこう)しました。信長から毛利氏攻略を命じられたのです。この時から天正10年(1582)6月4日備中高松城が落城するまで、播磨姫路城を本拠に上月(こうづき)城・三木城を攻め、但馬の竹田城を攻略し、因幡(いなば)鳥取城も攻め落とすなど中国各地を転戦します。そしてこの戦いで秀吉の軍師として活躍するのが、竹中半兵衛重治と黒田官兵衛孝高です。その後秀吉は、「中国大返し」を経て山崎合戦・賤ケ岳合戦・小牧合戦に勝利し、関白となります。
つまり秀吉の中国攻めは、秀吉が天下人への階梯(かいてい)を登る重大な契機(けいき)となった合戦なのです。この展覧会は、1)播磨侵攻、2)上月城攻防戦、3)三木の城攻め、4)鳥取の城攻め、5)高松の水攻め、で構成され、肖像画や古文書・絵図、考古資料などを駆使してその全貌(ぜんぼう)を紹介します。また本展のねらいは、攻めた秀吉だけではなく、迎え討った摂津・播磨・備中などの武将の視点からもこの戦いを描きだす点にあります。それによって、秀吉の実像が我々の前にまざまざと浮かび上がってくるでしょう。

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スケジュール

2013年07月20日 9:01 ~ 2013年09月01日 17:00

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