「堀江優 遺作展 - 『人間の弱さ』を持つ聖書の人を書き続けて - 」

神戸市立小磯記念美術館

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堀江優(1933-2013)は、小学校の教諭を勤めるかたわら透明水彩画を描き始め、聖書の人物を主題に制作を続けた神戸市出身の水彩画家。水彩連盟展に出品し始めた初期の頃は、風景や植物に取材して描いていたが、やがて生涯のテーマとして父が牧師であったことから、幼少期より親しみ共感を得ていた『聖書』の中の「人間の弱さ」を持つ人物に関心をいだいて制作するようになる。
堀江の、力強い構図と表現主義的な作風は、いにしえの聖書の物語にふさわしく、迫力ある表現を示し、独特の世界を創り上げている。そして、1980年には、作品《ペテロ》が、水彩画家として初めて安井賞を受賞するという栄誉に輝いた。
本展は、画家自身が選んだ出品リストに、最初期の風景画と遺作の2点を加えた、約100点の作品により構成しており、堀江優の画業を振り返る回顧展として、これまでにない規模の展覧会となる。

[関連イベント]
「特別展関連ロビーコンサート:若手声楽家によるバッハの教会音楽とその系譜」
日時: 7月13日(土) 14:00〜
出演: 大嶋真規子、伊豆田佑香、鹿岡晃紀、高曲伸和
曲目: J.S.バッハ「ヨハネ受難曲」よりコラールほか
参加費: 無料(ただし入館券が必要)
※申し込み方法等は公式ホームページでご確認ください

[画像: 堀江優「悲しみの中に」1972年 水彩・和紙 97.0×130.3cm]

メディア

スケジュール

2013年05月04日 10:00 ~ 2013年07月15日 17:00

アーティスト

堀江優

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