レイマ・ネヴァライネン 「Lost and gained layers」

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レイマ・ネヴァライネンはフィンランド出身の画家で2011年の秋より京都に滞在。彼は滞在中に365の絵からなるドローイングシリーズ作品と多くの写真作品を製作。人間の姿、建造物、風景や自然をモチーフにした彼の絵は、人体はまるで一挙一動ごとに変形する空間であり、風景は大地に横たわりその空間に手を差し伸べている姿であるような世界を描き出している。

彼は作品の中に多様なミクストメディア技法を用い、コラージュやデコラージュによって層を重ねたり剥がしたりすることで彼の作品は表現。彼の作品の中心たるアイディアは、マテリアルを主体から分離させることは出来ないため、その実質が表しているものを描写する、というもの。

写真が光によって形を与えられているとするならば、絵は影によってその姿を現す。それ は、人の意志が想像を通して闇に形を与えるように。意志は影の中の光であり、隠されたり抑圧されたものに顔を与えるものであると言える。

メディア

スケジュール

2013年07月17日 12:00 ~ 2013年07月29日 17:00

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