「上方の浮世絵 - 大坂・京都の粋(すい)と技(わざ) - 」展

大阪歴史博物館

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浮世絵というと、一般的には江戸で活躍した葛飾北斎や歌川広重、東洲斎写楽などが描いた「江戸絵」が想起されますが、大坂や京都の上方では「上方絵」と称される浮世絵が描かれて人々に愛されていました。上方絵は、18世紀の末に大坂や京都で生まれました。美人画はあまりなく、作品の多くが役者絵でした。役者を美化した江戸の作品とは異なり、写実的に描く特徴があるといわれています。また町のにぎわいや名所を描いた作品もあり、上方ならではの美意識が反映されています。日本ではこれまであまり注目されてきませんでしたが、海外では上方絵のうち、特に大坂で出された浮世絵版画を「Osaka Prints」と呼び、独自性の高い芸術として評価されています。近年、世界的規模での上方絵の調査研究が飛躍的に進みました。それらの成果をもとに、初公開作品15点を含めた国内所蔵品212件を展示し、約40年ぶりとなる上方絵の全体像を通覧できる展覧会を開催します。

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スケジュール

2014年04月19日 9:30 ~ 2014年06月01日 17:00
火曜日が祝日の場合は開館し翌日休館、4月30日(水)は臨時開館

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